一般的に、外壁の塗り替え時期として適しているのは、家を建ててから約10年目くらいの時期と言われています。これはあくまで目安に過ぎません。使っている素材や周辺環境などによっても塗り替えの時期は変わってくるのです。
ヒビ割れなどの劣化が目立って出てくるのがだいたい新築から10年経った頃だからです。中には新築後6年くらいでもう外壁を塗り替えることになってしまったという人もいます。
これは経年劣化による外壁の傷みではなく、家作りの段階の問題があって外壁塗り替えの時期が早まった場合が多いようです。
木部、鉄部など建物の付帯部はもっと早く5年くらいの時期と言われてます。その後は塗り替えに使用した塗料によって塗り替え時期は違ってきます。
中古住宅などを購入して最後にいつ塗装したかわからない場合はこのページ内の外壁の塗り替え目安を参考にしてお宅の状態を確認してください。
外壁の塗膜の品質が劣化すると通常下記のような順序で起こってきます。
@. 艶が落ちてくる
A. 色の彩度が落ち変色してくる
B. 表面が粉っぽくなってくる(チョーキング現象)
C. ひび割れ、コケが生えてくる
D. 塗膜が剥がれてくる
塗り替え時期は、早いに越したことはありませんが塗膜がBの段階で塗り替え工事が一般的です。
できればコストパフォーマンスを最大に活かすために、塗膜の劣化状態が早い段階で塗り替え工事を迎えたいものです。
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